ヘルスリテラシーとファイナンシャルリテラシー
- ヘルスリテラシーとは
健康情報を入手し、理解し、評価し、活用するための知識、意欲、能力…ということらしいです。
例えば、胸が痛いから病院に行こうと思ったとき、何科を受診すればいいかわからないということはありませんか?心臓?肺?だったら循環器科、呼吸器科?肋骨、胸筋だったら整形外科?女性だったら乳腺外科も選択肢に挙がるかもしれません。専門外の医師を選択をしてしまったばかりに、病気が見過ごされたり、悪化することは、決してないとは言えません。
新型コロナウィルスのワクチン接種を打つべきか、打たざるべきかを悩んだとき、何が正しい情報なのか、どうすべきなのか、自分のことなのに決められないと思ったことはありませんか?国が推奨しているから、テレビに出ている医者が推奨しているから打っても大丈夫?副反応は当たり前?ワクチンによる健康被害は国が責任とってくれる?
自分の体のことは自分で決めるのです。当たり前なのことなのに、知識が足りないな…と感じませんか?それがヘルスリテラシーを学ぶ理由だと思います。 - ファイナンシャルリテラシー
金融に関する知識や情報を正しく理解して、活用するための能力…ということらしいです。
例えば、働いてお金を貯めて、きちんと社会保険料を支払っておけば、老後は大丈夫…って思っている人は、たぶん、もうすでに年金をもらって十分生活ができている人なのではないでしょうか。
現役世代でそう思っている人は、さすがに少ないような気がしますが、ほんの10数年前までは、それが当たり前って思ってる人が大多数だったのも確かです。
それではいけない、何とかしなきゃいけないと思ってはいるものの、どうしたらいいのかわからない。知識が足りない…と感じたことはありませんか?それがファイナンシャルリテラシーを学ぶ理由だと思います。
ヘルスリテラシーもファイナンシャルリテラシーも、これからを生きていくうえでとても大事な知識ですが、残念ながら学校では教えてもらえませんでした。最近、学校でファイナンス教育が始まると話題になりましたが、学ばなくても生きてこられた世代と、教育を受けた世代に挟まれた、必要なのに知識がない私たち世代は、自分で学ばなくてはいけないわけです。そして、個人的にはヘルスリテラシーについても義務教育に取り入れるべきだと思います。しかし、医療知識というのは経済や金融の知識と違って、独学するには少し難しい分野であると感じています。なぜなら、医療業界がとても閉鎖的だからです。このブログでは医療業界の常識(といわれる世間の非常識?)を公開したいと思っています。